Dragon Ashのベーシスト、馬場育三が亡くなりました。

デビューが同期で共演したライヴ会場で仲良くなったいくちゃん。
年齢的には年上だったけど
敬語を使うような仲ではなくて
時には本音でケンカも出来ちゃう仲だった。

大阪のワンマンの日に連絡が入り
全く信じられない気持ちで
ただひたすらに歌ったんだけど
やっぱり一人になったら
頭の中がそんな事で支配されてしまうので
「ホテルに戻りたくない」
とMCで言ってしまった。


翌日冷たくなったいくちゃんに触れて
さようならを言ってきました。

あんな風に会いたくなかったけど
目の前にあるのはただ現実だった。

hideさんのタトゥーを入れた時、
真っ先に世治に見せたいと興奮していた姿とかさ。

ヘタくそなくせに一生懸命hideさんのモノマネしてさ、
全然マイク渡してくれないカラオケとかさ。

ビールが好きでさ、
とことん豪快に呑む姿がロックしててさ。

今はまだダメだ。
想い出すと涙と鼻水が止まらないよ。

初めて全部新録で作った実質のファーストソロアルバム
『Sleep Tight Fellows』へ書いてくれた手紙。

その中で
「オレの心はお前の想いが詰まったこのアルバムで
 少しだけ強くなった気がするよ、世治ありがとう。」
と書いてくれている。

オレも強くなったよ。
これからも全力で生きるよ。

でも、もし弱そうに見える時があったら
遠慮なく叩いてくれよな。
hideさんと一緒にさ。

どうかどうか安らかに眠ってください。

どうもありがとう。


追伸
悲しいお知らせが発表になった昨日、
アルバムが完成しました。
I(アイ)を育三に捧げます。